水分で付着部分の色合いが変化する”ウォータースポット”

第20回「水分で付着部分の色合いが変化する”ウォータースポット”」

雨の日に外出した後、濡れた服を乾かしたらシミに気付いた、というご経験はありませんか?

衣類に部分的に付いた水分のせいで付着部分の色合いが変化する現象を「ウォータースポット」と言います。この現象が起きる原因には次のものがあります。

①もともと水に弱い繊維で、付着部分だけが膨潤収縮し、光沢変化が生じたため、シミに見える。

②起毛製品で、水分付着により毛羽が乱れたり倒れたりし、そこだけ光沢・風合いが変化して見える。

③服を覆う埃などの目には見えない汚れを水分が集めてしまい、付着部だけシミになる。

④もともと水に弱い染料・加工材で、付着した水分とともに繊維を移動し、シミになる。

水に弱い繊維(シルク、レーヨン、キュプラ等)や染料が弱いものが多い海外製品を着用中に、雨・霧・雪・水しぶき・蒸気・汗などが付着したら、すぐに乾いた布で叩き、水分を取り除きましょう。