ファー

第8回「ファー」

冬物衣類の首回りや袖口等に部分使いされている毛皮を『ファー(fur)』と呼びます。

この言葉は本来「天然毛皮」という意味ですが、現在は「模造毛皮」も含めて使われるため、
下記のような言い方で区別することが多いようです。

  • ・模造毛皮 = フェイクファー(fakefur)
  • ・天然毛皮 = リアルファー(realfur)

フェイクファーはアクリル等の合成繊維から作られており、ドライクリーニングができるなど手入れが簡単なところが長所です。
しかし、熱に弱いので、アイロン・ストーブ・ヒーター等に近づけないでください。

リアルファーは、独特の風合い、やわらかい触感が魅力ですが、皮革部分が水に濡れると硬化することがあります。また、ドライクリーニングすると、汚れだけでなく必要な油分までも除去されて変質することがあります。
脱毛や変色も起きやすいので、着用時から注意が必要です。
着用後はブラシをかけて挨を取り、通気性のよいカバーをかけ、毛が圧迫されないよう空間を広くとって防虫剤と一緒にしまいましよう。